
お腹が減ってきた時、「グゥ〜」って鳴るよね。
お腹が鳴るとなんだか恥ずかしいんだけど、、、
そもそも何でお腹が鳴るの? 対処法ってあるの?
お腹が空いたと頭で感じた時に、それと同時に「グゥ〜」とか「キュルル〜」ってお腹から音が鳴って、恥ずかしい思いをした。というのは、誰でも一度や二度は経験したことがあると思います。
じゃあ、そもそもなんでお腹って鳴るんでしょう?
そしてその対処法ってあるんでしょうか?
自分は今現在、1日1食という少食生活を実践しています。そしてそれを1年半以上続けています。
この記事は次のような内容になっています
- お腹が鳴るのは健康な証拠
- お腹が鳴るのは胃腸のお掃除中の合図
- オートファジーで皮膚も細胞も若返る
- お腹が鳴るのを止めるには姿勢を変えること
- 大きく深呼吸をすると止まる
- 空腹は楽しむもの
- 現代人はお腹が鳴らない?
お腹が鳴るのは健康な証拠
まず最初にお伝えしたいのは、お腹が鳴るのは悪いことではなく、むしろ「とても良いこと」だということを覚えておいて下さい。
では最初の疑問。なぜお腹が鳴るのか?
それは、空腹時に胃が強く収縮する「空腹期収縮」が起きているから。
以下は専門家の先生の記事より抜粋
つまり簡単に言うと、胃腸が食べたものを消化するために、一生懸命に働いて伸びたり縮んだりしたときに出る音。ということです。
とにかくお腹が鳴るというのは、何も不思議なことでは無く普通のことだということです。そしてお腹が鳴るということは、今お腹を空っぽの状態にしていますよ、空腹の状態にしていますよ、ということが言えるのです。
そしてこの「空腹の状態」というのが、体にとってはとても大切なことで、そしてとても良い事がたくさんあるんです。
胃腸をお掃除してくれる

お腹が鳴っているということは、つまり胃腸が正常に働いている、ということがいえます。
言い換えれば、今まさに「胃腸をお掃除してくれている真っ最中」ということなんです。
このお腹の中をお掃除してくれているというのはとても重要なことで、この作業がないと、次の食べ物を受け入れる為の準備ができないということなります。
なのでこのお腹が鳴るというのは、体から発せられているとても大切な合図なんだ、ということが言えます。
だからこの体が知らせてくれている合図を勘違いして、お腹が「グゥ〜」と鳴ったからといって、「お腹が空いているんだ」と思ってすぐにものを食べてしまうと、胃腸が渋滞を起こしてしまうんです。
例えば、お腹が鳴ってすぐに食べ物を食べてしまうということは、「お掃除を一生懸命やっているところをまた人に汚されてしまって、一から掃除のやり直しをしないといけない」ということと、同じようなことが起るのです。
ですから、お腹が鳴ってからしばらくの間は「何も食べない時間(およそ90分)を設ける」必要があります。
くれぐれもお掃除の邪魔はしませんように(笑)
皮膚も細胞も若返らせてくれるオートファジー
お腹が鳴るくらい空腹状態のときというのは、体にとても良い変化をもたらしてくれているんです。それは、古くなった皮膚や細胞を新しくつくりかえて、若返らせてくれることです。
これを可能にしてくれているのが「オートファジー」という作用です。
オートファジーを簡単に説明すると、
この機能を最大限に活用させるには、オートファジーを活発化させる必要があるんです。そしてその活性化させる為に必要なことが「体を飢餓状態に保つこと。」というわけなんです。
つまり空腹状態を続けることによって、オートファジーが活性化されて、皮膚も体内の細胞も新しいものに作り変えてくれるのです。そう私たちの体の中から若返らせてくれるているんです。
お腹がなった時の対処法
お腹が鳴るというのはとても自然なことで、悪いことなどではなく、むしろいい作用が働いている。ということを説明してきました。
しかし、そうはいっても、

静まり返った場所でいきなりお腹が鳴り出したら、
やっぱり恥ずかしいよね(😅)
シーンと静まり返った場所で、大きな音でお腹がなったら注目されるかも知れないし、ちょっと恥ずかしいという思いをするかも知れませんね。
そこで、お腹がなった時の対処法を紹介したいと思います。
姿勢を変えてみる

まず一番効果があると思われるのは、姿勢を変えてみる。ということです。
お腹が鳴るのは胃腸が活発に働いているから。なのでその元気に働いている胃腸の位置を少し姿勢を変えることによってずらしてあげる。
例えば、「背筋を伸ばしたり」、「体を捻ってみたり」すると、おさまることがあります。
不意にお腹が鳴って恥ずかしい。なんとかして止めたい。と思った時は姿勢を変えてみて対処してみて下さい。
深呼吸をする
大きく息を吸い込んで、深呼吸をすると止めることができます。
この時は息を吸うときはお腹に意識を集中して深呼吸をすると効果が上がります。
いわゆる腹式呼吸というものです。
先ほどの「背筋を伸ばす」というのと、同時に行うと更に効果が上がるでしょう。
空腹を楽しむ
これは対処法とは言えないかも知れませんが、お腹が鳴ることを「楽しむ」という方法です。
先ほど説明しましたが、お腹が鳴っている状態というのは、体の中を綺麗にしてくれているということの合図でもあります。
なので、お腹がなった時に「今お肌を綺麗にする為に細胞達が働いてくれている」、「今オートファジーが活性化されて、体が若返って健康になっている」といった風に想像をして楽しむと、お腹が鳴ることが楽しくなりますよ(^。^)
「空腹感が幸福感」へと意識が変わったら、しめたものです。
現代人はお腹が鳴らない?

と、ここまでお腹が鳴るということは体に悪いことでは無く、むしろ体に良いことだ、と言うことを説明してきました。
しかしながら現代においては、「お腹が鳴る」という状況は減ってきているように自分は思っています。
それはすなわち、お腹が減ったという状況が少なくなったからです。良くも悪くも今の世の中は食べ物で溢れています。いつでも簡単に食べ物を手に入れることができます。
だから、「少しお腹が空いたかな?」といった状況の時でも、すぐに食べ物を手に入れて、それを食べられる、という環境にあります。これはとても恵まれた環境であると同時に、その反面空腹の状態になることが減っているという事が言えると思います。
先ほども言いましたが、お腹が鳴ること、すなわち空腹状態になることは体にとっては、とても良いことなんです。
なので、お腹が鳴るのは決して恥ずかしいことではなく、むしろ現代社会においては、とても良い状態なんだということを覚えておいてもらいたいです。
そう、お腹は堂々と鳴らしてください(笑)
まとめ
今回の記事をまとめるとこんな感じ
- お腹が鳴るのは健康の証
- 胃腸の掃除で皮膚も細胞も若返る
- 姿勢を変えれば鳴り止む
- お腹がなったら大きく深呼吸
- 空腹は楽しむもの
- お腹は堂々と鳴らそう
今回の記事の内容はいかがでしたでしょうか? 少しでも何かのお役に立てたのなら幸いです。
空腹の状態を保つことが、体にとってとても良いということを繰り返し伝えてきました。つまりお腹が鳴るというのは健康な証拠ということです。
「わたしは普段あまりお腹が鳴らないよ」、という方はもしかすると食べ過ぎているのかも知れません。
意図してお腹を鳴らす為には、やはり空腹の状態を自ら作ってあげないと、もしかするとなかなかできないのかも知れません。
当ブログでは少食をテーマにした記事を他にもご用意していますので、もし興味のある方はそちらも参考にしていただければ嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
よい少食ライフを(o^^o)
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