「チートデイ」というのをただ単に、「ダイエット中の、好きなものをいくらでも食べてもいい日」くらいに自分は考えていました。
けど実は、どうやそうではないと言うことが分かりました。

実はチートデイって、そんな単純なものでは無くて、もっとちゃんとした理由がありました😄
そこで今回の記事ではこの「チートデイ」の本当の意味と役割、そしてチートデイの正しいやり方を解説していきます。
あと、自分が実際にやってみてどう感じたのか?そして一体どんな効果があったのか?
その辺りも正直な感想として書いていきますので、ぜひ最後まで読んでいただければ幸いです。
チートデイの正しいやり方とその効果

チートデイをやる意味とは
ではまず早速ですが、チートデイっていったい何の為にやるのか?
まずはここから解説していきますね。
チートデイとはダイエット期間中に起きる『停滞期』に設ける「好きなものを好きなだけ食べてもいい日」ということになります。

??停滞期??
そう思われた方はチートデイの本当の意味を知らない人です。
なのでこの機会に是非ここで学んでいってほしいと思います😊
停滞期とは
ダイエットを始めた最初の頃って、うまくすれば結構順調に体重が減っていきます。
ところがある日を境にパッタリと体重が減らなくなる時期がやってくるんですね。
その時期こそが「停滞期」なんです。
では一体なぜ?停滞期というのがやってくるのか?
それは、「ダイエット等を行う為の食事制限によって、身体が飢餓状態になる」からです。
そして体が飢餓状態になると、これはまずいと体が勝手に判断をして、栄養を蓄えようとして基礎代謝が下がり始めるんです。
つまり体が危機を感じて、省エネモードに切り替わってしまって、極力エネルギーを使わないように働くんです。
その結果、いくら食事制限をしても痩せない、という状況が訪れるというわけです。
ホメオスタシス
こういう状況を引き起こす体の仕組みのことを「ホメオスタシス」と言います。
このホメオスタシスが機能することによって、摂取カロリーを抑えているのにもかかわらず脂肪が燃焼されづらくなり、停滞期に突入してしまうということです。
つまり、停滞期を乗り越えるには「飢餓状態から抜け出す必要がある」ということなんです。
停滞期の解消
この停滞期を意図的に解消するために行うのが(やっとここで登場します)「チートデイ」というわけなんです。
今まで我慢して頑張っていた食事制限を、一時的にストップして、お腹いっぱいになるまで食べることで、「飢餓状態では無いですよ」と身体に思い込ませる。
つまり体をだまして(チート)しまうんです。
そうすることによって、下がっていた基礎代謝がまた上がって体重が減り始めるというわけなんですね。
チートデイというのにはこうした理論の上に成り立っている、正しいダイエットの停滞期の解消方法なんです。
だからもしダイエットをしているのにも関わらず、体重の減り方が止まってしまったな、と感じたら積極的にチートデイを取り入れてみて下さい。
好きなものを好きなだけ食べられる
ダイエット中にチートデイを設ける意味はなんとなく理解してもらえましたでしょうか?
ただ、先ほどの停滞期の解消をするという目的だけってわけでも無いののがチートデイの良いところ?
そうこのチートデイにはまだ他にもいい効果があるんです。
まずは何といっても好きなものを好きなだけ食べられる。ということで、ストレスの解消になります。
それに伴ってモチベーションを維持する効果も期待ができるんです。
食事制限をするって、やっぱり誰にとっても辛いものだと思います。
その辛いのを乗り越えた先に理想の体というのがあるんだけど、そこへ辿り着くまでにはいかに途中で挫折しないか?というのが大切です。
なので、ダイエット期間中にこのチートデイを上手に取り入れることで、成功する確率が大きく上がります。
適度なご褒美があった方が人って物事を継続できるんですよね😊
チートデイのやり方

チートデイは、人それぞれにやり方というのがあるみたいで、これが絶対正しい方法というのがありません。
なので、基本は自分の好きな食べ物を好きなだけ食べて構いません。
とはいえ、だからと言って暴飲暴食を勧めているわけでは無いので、ここは注意が必要です。
やはり物事には最低限のルールというのがあるので、ここではその辺りを少し説明していきましょう。
食事のメニューはなんでもOK
誤解を恐れずに言えば、チートデイの時は何を食べてもいいです。とにかく好きなものをお腹いっぱいに食べましょう。
といっても、先ほども言いましたが暴飲暴食を進めているわけではありません。
ある程度食べる量の目安というのがあって、その計算式が次のとおりです。
これはあくまでも目安なので、多少の上下はあっても構いません。
なるべくこれくらいの量をとりましょうという例の一つです。
栄養のバランスも考える
なんでも好きなものを食べても良いと言っておいて何ですが、できれば栄養のバランスも少しは考えた方が良いです。
ダイエット期間中に糖質制限や脂質制限をしていた人は、このチートデイを利用して補ってあげるといいでしょう。
タンパク質が足りていないと思ったら、タンパク質を多めにとってみたりして、栄養のバランス整えてあげると健康にも良いです。
ダイエット中の食事って意外と偏りがちになっていると思うので、ここでしっかりと栄養の補給をするのはアリだと思いまします。
期間は週に1回が基本
チートデイを行うのはまずは「週に1回」を基準に始めると良いです。
何も考えずに適当に思いつきで、
「あ、今日はあれが食べたいからチートデイにしよう😋」
といった安易な気持ちで無計画にやってしまうと、恐らく次の日も、またその次の日もチートデイをやってしまう、ということになりかねません。(これではリバウンドまっしぐらです笑)
なので、「チートデイは週に一回」と初めのうちに計画をきちんと決めてから始めるのがいいです。
間違っても二日続けてチートデイにするのはNGですよ。
とにかく食事を楽しむ
とにかくチートデイは「心から思いっきり食べることを楽しむこと」が大事です。
「何も気にせずに食べる。」ということを念頭においておきましょう。
食べるということの幸せを感じながら食事をすると、心も体も自然と喜びます😊
そしてもし仮に食べ過ぎてしまったとしても、決して罪悪感に囚われてはダメです。
マイナスの感情が出るようでは、チートデイの意味が無くなってしまうどころか、逆効果になりかねませんからね。
週に一度のご褒美と割り切って楽しんで好きなものを食べましょう😄
試してみた結果

では実際に自分がチートデイをやってみてどう感じたのか?
そして結果はどうなったのか?
について書いていきます。
ストレス発散にはもってこい
とにかく自分もほとんど前知識がない状態で始めてしまったので、本当に好きなものを好きなだけ食べました。
とにかくもともと甘いものが好きだったので、和菓子を中心に甘いものをたらふく食べました(笑)
もうこれでもかというくらいの満足感に満たされて、久しぶりの幸せを感じることができました😊
普段の食事でもそれほど不満を持っていなかったんだけど、やはりチートデイということで普段はほとんど口にしないような、大福や饅頭などのお菓子を食べることで、至福のひと時を味わえました。
好きなものを好きなだけ食べられるということは、本当にストレスの解消にもなるんだなと実感。
チートデイを実践してみた結果は?
で、チートデイを行った次の日に体重を測ったところ、およそ2キロほど増えてました(笑)
そりゃそうですよね、お腹いっぱいになってから、更に食べていましたからね。
しかし「これは想定内なんです。というかこれが通常です。」
チートデイの面白いところはここからで、2、3日後には体重は元に戻りました。
で、1週間後には本当に不思議なんですが、停滞していた体重から2キロほど減りました。
そう、つまりチートデイって本当に意味があるんだということを身をもって体験することができました。

結論、チートデイはきちんとした方法で行う限りは、効果があります😄
まとめ
好きなものを好きなだけ食べても良い日、それが「チートデイ」。
自分はずっと、そういうふうに考えていたけど、実際にはちゃんとした意味や理由があったんですね。
今回実際に実践してみて、とても勉強になりました。
そしてその効果も自分は身をもって体験できました。
これからも適度に生活に取り入れていこうと思います。
チートデイの本来の役割は停滞期を解消するということです。
けど自分の場合は、それよりもストレス解消やモチベーションの維持という意味も大いにありました。
やっぱり食べるという行為は人にとってとても大切なものです。
好きなものを好きなだけ食べられるというのはこの上ない幸せを感じることができます。
ただ、これを毎日続けてしまうと、その幸せも感動も薄れてしまいます。
だから「1週間に1回の幸せ」というルールは必要だと思います。
是非このルールを守って、チートデイを楽しんでください。そして楽しいダイエットを続けてくださいね😊
この度は最後まで記事を読んでいただきありがとうございました。
この記事が何かのお役に立てたのならば嬉しいです。
それではまたお会いしましょう。
良い少食ライフを(๑>◡<๑)
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