よく「健康のためには食べすぎないようにしましょう」とか、「食事は腹八分目に抑えましょう」とか言われるけれども、
実際に「腹八分目で食べるのをやめられる人」ってどれくらいいるのでしょうか?
それに、

腹八分目って、いったいどれくらいの量を食べたらいいの?

そういう疑問を持ってる人、結構いるんだよね。
先にこの疑問の答えを言ってしまうと、次の通りになるんだ

という風に、腹八分目の要領というのは、人によって違うので、答えが出ないんだよね
なので自分はそんな曖昧な食事の量を気にしながら食べるのは面倒だなと感じました。
どうせ同じ食事の量を減らすというのが目的なら、腹八分目という分かりにくい目標を決めるよりも、「一日一食」という明確な目標の方がわかりやすいでしょう。という話です。
- 著者 たかほん
- 一日一食を2年以上継続しています
- 3ヶ月で-20kgのダイエットに成功
- Twitterアカウント @takahon1
腹八分目は難しいから、一日一食にしました

「腹八分目に医者いらず」という諺があるほど、満腹になるまで食べてしまうより、少し量を控えめに食べることの方が体にいい、というのは昔から知られていたことです。
とはいえこういった諺があるということは、裏を返せば「腹八分目で食事を終えることができなかった人が多かった」からとも捉えることができます。
それくらい人というのは、一度ものを食べ出すと、お腹いっぱいになるまで食べてしまう。抑制が効かなくなってしまう生き物なのです。
腹八分目がわからない
それに、そもそもこの「腹八分目」というのが一体どの程度の量のことを言っているのかがわからないですよね。
これについては冒頭でもお伝えした通り「人によって違う」からなんですが。
その理由は簡単で、人によって体格や体質が違うので、「これが腹八分目の量ですよ」という決められた正解が無いからです。
とはいえ、ある程度の目安になるものはあるようで、
健康管理センターというところのホームページにて下記のような記事があるのを見つけました。
腹八分目とは、
満腹になる一歩手前です。
しかし、明確な目途(めど)はありません。「もう少し食べたいな」と感じるくらいの、若干少な目に感じるくらいが「腹八分目」とされています。
つまりやっぱり最後は、個人個人の感覚で腹八分目というのを見極めるしかないということ。
これって、結構難しいことだと思いませんか?
食べ過ぎるのはもちろんダメで、逆に少なすぎるのもダメとなれば、なおさら腹八分目を自分で判断するというのは難しい。
一日一食と決めた方が楽な理由

だったらもういっそのこと、そんな難しいことは考えずに、どうせ同じ食事の量を減らすというのが目的ならば、一日に食べる食事の回数を減らす方が簡単じゃないのか?
そう、だったら最初から「一日一食にする」と明確に決めてしまった方が簡単で分かりやすいんじゃないのか?
という話です(笑)
しかし、ここで一つの問題が生じてきます。
普通の人がいきなり「一日一食にしましょう」と聞くと、

えぇ〜、でも腹八分目にするよりも、一日一食にする方がよっぽど大変じゃないの?

確かにその通りかもしれないんだけど。これもある程度は慣れで解決できるんだよね
確かに一日一食ってそんな簡単には出来ないし、いきなり挑戦するとなると難しいと思います。
けど、これは本当に慣れの問題で解決できてしまいます。
一日一食って実際にやってみると、意外と平気なんです。
もちろん体が完全に慣れるまでには辛い時期もあります。
だけどいったん一日一食に体が慣れてしまえば、「腹八分目で食事を終えるよりも、よっぽど楽に感じるようになります」。
自分はそうなりました。本当ですよ(笑)
半日断食(16時間断食)とプチ断食
それでもまだ心のどこかに、「やっぱり一日一食にするのは辛いなぁ」と感じる人もいると思います。
そこでもう一つの提案。
そういう一日一食が辛そうと感じる人は、「一日2食でもいい」と思います。
いわゆる「半日断食」や「16時間断食」、または「プチ断食」と呼ばれる断食法です。
一日一食よりもこちらの断食方法のほうが、体への負担がぐんと少な口なります。なので普段一日3食食べている人でも比較的楽に実践することができると思います。
もし興味のある方は、以前に半日断食のやり方を記事にまとめたものがあるので、そちらの記事を参考にしていただければ幸いです。
食べると余計にお腹が空いてくる

ものを食べるとなぜかもっと食べたくなってくる。食べれば食べるほどにお腹が空く。
そんな感覚になったことはないでしょうか?
これにはちゃんとした理由があって、
「食事をすると糖質が体内に吸収されて「血糖値が上がります」。そしていったん上がった「血糖値が下がる時」にお腹が空いてしまう」という体の原理が働いているからです。
この時特に「糖質の多い食べものを食べていた場合」は注意が必要で、「血糖値が元の位置よりも更に下がってしまうんです」この状態になる、ともう我慢が出来ないくらいにお腹が空いてくるんです。
誰もが経験がある、お菓子やデザートを一度食べ始めると、やめられなくなる理由がこれですね。
血糖値が乱高下して、食欲が止まらなくなってしまうんです。ジェットコースターを想像してもらえれば分かりやすいかもしれませんね。
なのでこう言った理由からも、腹八分目に食事を抑えるというのがいかに難しいということがわかると思います。
だったら初めから食事の回数はできるだけ減らしたほうが、体にも精神的にも楽ですよね。
そして何より「気がついたら食べすぎてしまっていた」、ということが防げるのですから。
食生活を改善する

糖質と聞くとお菓子や、スイーツ、ジュースなんかを思い浮かベルかもしれませんが、実は意外や意外、普段食べている食べ物の中にも糖質を多く含んだ食べ物って多いんですよ。
例えば、
- 白ごはん
- 食パン
- 麺類
- パスタ
など、いわゆる「主食」といわれているものには糖質が多く含まれているんです。
なので、「お菓子じゃないから大丈夫」、と思ってこれらの主食とされている食べ物をお腹いっぱいになるまで食べてしまうと、今度は逆にお腹が空いてきてしまうということになってしまいます。
なのでこれを防ぐ為には、やはりこれらの「主食の量をいつもより減らすこと」が大切になります。
例えば白ごはんならおかわりをしないようにするとか、ご飯の大盛りを普通盛りにするとか、食パンならいつもは2枚は食べるけど、1枚だけにするとか、ですね。
そしてその主食を減らした分は糖質の少ない食べ物に置き換えてあげれば問題は解決です。
糖質の少ない食べ物
- 肉類
- 魚介類
- 野菜
- きのこ類
- 豆類
- たまご
- チーズ
などを主食よりも多めに食べるようにすれば、すぐにお腹が空いてまた何かを食べたくなる、ということが減らせます。
こうやって少しずつでも食生活を改善していくと、体も自然と糖質の少ないもので満足できるようになっていきます。
そうなると、毎日の食事がとってもヘルシーで、健康的な食生活へと変えていくことが出来るんです。
一日一食には他にもメリットがたくさん

一日一食は体を健康に保つための一つの食事方法です。
ですが、一日一食には他にもメリットがたくさんあるんです。
- ダイエットに効果的
- 便秘が改善される
- 集中力が上がる
- 食べ物が美味しくなる
- 時間ができる
- お金が貯まる
- オートファジーが活性化される
ここに挙げた7つのメリットだけではなく、細かい良いところを数え出したらそれこそもうキリがないほどです(笑)
それくらい一日一食というのにはいいことが多いんです。
なので「腹八分目」に抑える食事方法というのももちろんいいと思うんですが、どうせならもっと体に良くて、更にもっと多くのメリットがある「一日一食」にした方が、人生がきっと楽しくなりますよ(^。^)
まとめ
今回の記事をまとめるとこんな感じです
以上のような記事の内容でお送りしてきました。
今回のブログ記事の内容はいかがでしたでしょうか? 少しでも何かのお役に立てれば幸いです。
この度は当ブログ記事を最後まで読んでいただき、ありがとうございました(^。^)
それではまたお会いしましょう。
良い少食ライフを(o^^o)
コメント