
1日1食に興味があるんだけど、危険性ってないのかな?

確かに普通の人はやらないからね、でも大丈夫、、、
とは言いきれないんだ、実のところは、、、
情報過多の昨今、本当に正しい情報がどれなのか? 判断するのは難しいものですよね。
何が正しくて、何が正しくないのか、なんて実際に体験してみないと分からないですから。
そのことは、一日一食についてもそれは同じことが言えます。
人によっては、
「メリットばかりで良いことだらけ、悪いことなんて何一つもないよ。」というようなことを言う人もいれば、
「デメリットだらけで危険だからやらない方がいいよ。」と全く反対の意見を言う人もいます。
本当にこの一日一食というのには、賛否両論の意見が入り乱れています。
そこでこの記事では、実際に一日一食を2年以上続けてきた自分が、素直に感じた一日一食の危険性について、書いていこうと思います。
この記事を最後まで読むと次の疑問が解決します
- 一日一食は本当に危険なのか?
- このまま一日一食を続けても大丈夫なのか?
一日一食を実践する上での危険性について、実体験をもとに解説

一日一食は本当に危険なのか?
一日一食にするということは、本当に危険なのか?
まず始めに、この問いの結論から言うと、
「なんの前知識もなく始めると、危険をともなう場合もある」というのが答えになります。
つまりなんの勉強もせずに、ただ闇雲に一日一食を始めると、思わぬトラブルに見舞われることになってしまう危険性があるんです。

なんにでも言えることだけど、一日一食においても見切り発車することは危ないということですね。
一日一食の危険性を4つに分けて解説

まずは、実際に自分が一日一食を実践していて感じた、一日一食での危険性を4つに分けてみました。
- 栄養不足による体調不良
- 空腹状態による精神への影響
- 筋力の低下による体力の減退
- 途中でやめると逆効果(リバウンド)
それでは、一つずつ解説していきますね。
栄養不足による体調不良
普段一日三食しっかりと食べていた状態から、いきなり一日一食にしたら、いっきに2食分の食事が減ります。
これはまぁ、当然のことですよね。
じゃあその残りの1回分の食事で本当に栄養って足りるのか?
という部分ですが、これは元々どんな食事の取り方をしていたのかで、大きく変わってきます。
普段、朝・昼・晩としっかりとした食事を毎日とっていた人の場合だと、かなりの栄養が減ることになります。
それを無理矢理に一食にまとめようとすると、さすがに無理が生じて栄養が偏ってしまうということが起きてきます。
その為に、食事内容の急激な変化から、体調不良を訴えることが出てくる可能性があります。
ここで自分が一日三食食べていた時の例をあげてみますね
- 朝:食パン1枚 コーヒー(砂糖ミルク入り)
- 昼:カップ麺とおにぎり1個
- 夜:好きなものを好きなだけ
見て分かる通り、朝と昼の食事は超適当ですね😅
こんなような食事内容だったので、朝ごはんと昼ごはんを抜いたとしても、なんら影響はありませんでした。
しかし、これはあくまでも自分の場合の特殊な例なので、ごく普通にちゃんとした食事をされていた人の場合は、やはり一日一食にした時の反動が大きいことが予想されます。
なので、栄養不足になる危険はあると言えるでしょう。
便秘になる
あともう一つ、一日一食にすることによって便秘になりやすい、というのがあげられます。
一日三食から一日一食にしたら、当然食べる分量が減るので、必然的に便も減るということです。
と言うのは一般論で、自分はこの点はほとんど感じた事はなくて、むしろ一日一食にした後の方が、便秘が改善されて、調子がよくなりました(笑)
まぁ、これには色々と要因はあると思うのですが、一つには食べるものの質が変わった、というのがあると思います。
他にも色々と便秘対策には自然と気をつけていました。その内容を別の記事にてまとめていますので、気になる方はこちらの記事を参考にしてみてください。
空腹状態による精神への悪影響
一日一食にすると当然だけど、強烈に空腹感に襲われます。
一日一食に体が慣れるまでの間は、この空腹と常に戦うことになるのだけど、この空腹状態とまともに張り合っても、まず勝ち目は無いです😭
それくらい空腹というのは、人にとっては我慢ができないものなんですよ。
食べたいという欲求を無理矢理に我慢しようとすると、余計にものが食べたくなってきます。
そういった無理な我慢を繰り返していると、当然ストレスが溜まってくる。
そのストレスから、イライラがマックス状態になったらもうそれは危険な状態です。
そのまま一日一食を続けても、何も良いことはないばかりか、精神的なダメージを負いかねないので、そういった時は即座に中止して、何か食べましょう。
自分のおすすめはミックスナッツ(アーモンド・クルミ・カシューナッツ)またはチーズです。
ある程度保存も効くし、健康にもいいし、言うことなしのスーパーフードです😊
空腹感は克服できます
この辛い空腹感ですが、自分は現在はすでに克服しています。
もちろん克服するのは簡単では無かったですが、体が空腹に慣れた今では何の問題もなく、逆に空腹を楽しめるくらいになりました。
空腹を克服する為の方法はいくつかありますが、一番簡単な方法は「水を飲む」です。
たったこれだけで、空腹感はおさまります。
あとはどうしても我慢が出来ないような時は、先ほど紹介したミックスナッツや、チーズを食べて凌ぎます。
少しずつ時間をかけて、体を少食でも平気なように慣らしていけば、徐々に空腹感に襲われる頻度が減ってきます。
それを繰り返していれば、最終的には空腹感は完全に克服できるんです。
筋力の低下による体力の減退
一日一食にすると、摂取カロリーが一日三食しっかりと食べていた時よりも、圧倒的に少なくなるので、とにかく痩せます。
それもかなりのハイスピードで痩せてくるので、楽しくなってくるんですが、、、
しかしこれが意外な落とし穴だったりするんです。
うまい具合に脂肪だけを効率良く燃焼してくれれば良いんですが、世の中そんなに甘くはなくて、、、
実際にはそうはならずに、脂肪だけじゃなくて、頼んでもいないのに筋肉までもエネルギーとして使われて減っていくんです。
なのでもともとついていた筋肉が知らない間に減っていって、気がついた時には「筋力が低下していた」という状況になります。
実際に自分も筋肉の量が減ったというのは、実感として確かにあります。
その証拠に、以前の(太っていた頃の)自分を知っている周りの人達からは、「ガリガリに痩せた」と良く言われるようになりました。(笑)
ガリガリに痩せる
確かに自分で自分の体を鏡で見ても「ガリガリに痩せたな」と思います😅
しかし自分はこの状態を「よし」としています。(決して痩せ我慢なんかじゃないですから笑)
ではなんでそう思えるかと言えば、
それは、以前の太っていた時よりも、ガリガリでも痩せている今の状態の方が遥かにマシだと思っているからです🤣
適度な運動をするのは必須
とはいうものの、やはり最低限の筋力の確保は必要なので、適度な運動は必須だと思っています。
いくら一日一食にしたら楽して痩せられるといっても、完全に筋肉までなくなってしまっては本末転倒です。
なので適度な運動をすることは、必須だと思います。
むしろハードな筋トレとかよりも負荷の少ない運動の方が一日一食を継続するためには良いということです。
自分の場合は毎朝必ず30分ほどヨガをやるようにしています。
そして通勤時はなるべく歩くように心がけていたり、休みの日など時間のある時には、ウォーキングをしたり、自転車に乗ってサイクリングをしたりして、体を動かす習慣を身につけるようになりました。
この程度の少ない負荷の運動だけでも自分は十分だと考えていますし、実際のところ体力低下などは全く感じていません。
むしろ、以前の肥満状態の時よりも、気力、体力ともに増強された感があります。これは本当の話です。
途中でやめると逆効果(リバウンド)
一日一食を途中でやめてしまうと、リバウンドします。
体が一日一食という超少食の状況に慣れるに従って、体は飢餓状態が続くことになります。
そうなると、体は常に栄養を欲するようになるので、とても栄養を吸収しやすい状態へと変化していくんです。
なのでこのような栄養を吸収しやすい状態のまま、元の一日三食の食事に戻してしまうと、食べたものが全て体に吸収されてしまって、あっという間に体は元の太った状態に戻ってしまいます。
いや、むしろそれどころか元の体重以上に増えてしまう危険性もあるんです。
つまり、
早い話がダイエットで痩せることだけが目的で、一日一食を行うと、やめた時の反動が大きいですよ、ということです。
あくまでも一日一食は健康の為のライフスタイルの一つなんだということを、しっかりと認識していないと、思わぬ落とし穴にハマってしまう可能性があります。
このリバウンドの恐怖があるために、生半可な気持ちで一日一食を始めるのは大変危険です。
ここは本当に特に注意しておいて欲しい大事な部分です。
向き不向きがある

一日一食には、そもそも向いてる人と、向いてない人という二つのグループに分けることができます。
普段からよく体を動かす人、例えば、ハードなスポーツをしている人や、肉体労働をしている人などは、一日一食が向いていません。
逆に普段あまり行動的ではなく、激しい運動などもしないという人、また仕事はデスクワークが中心だという人は向いています。
ただし、これはあくまでも目安です。
実際、筋トレをしながら一日一食を続けている人もいるし、普段あまり行動的ではないという人でも、食べることが好きな人の場合には向いていないと思います。
なので、中には例外の人もいるということは覚えておいて欲しいのです。
信念がないと効果がない

最後は、一日一食というのを続けて効果を得ようとする場合、信念がないと意味が無いんです。
これは精神論になってしまうんですが、一日一食が体に良いのか、悪いのかを決めるのは、最後は実践する本人の気持ち次第なんです。
一日一食にすることが体に悪いと感じながら行えば、やはり体に悪い症状が出てきてしまいます。
逆に一日一食にすることによって、体が良くなっているという強い信念がある人は、その思いの通りに良くなっていくんです。(自分はこっちのパターンです)
ある意味これは自己洗脳です。
「自分がそう思うんだから絶対にそうなる。」という確固たる信念を持っていないと、単なる辛いだけの修行になってしまいます。
その結果、良い効果というのが得られないばかりか悪影響しか無い、という状態になってしまいます。
なので、一日一食を実践する場合は、とにかくポジティブな感情を持って行うようにしましょう。そうすれば何も問題はありませんよ😊
メリットもあります

一日一食を続けていくうえでの危険性を解説してきましたが、実は一日一食には、とても体に良いメリットもたくさんあるんです。
上で説明してきたような危険性をよく理解した上で一日一食を行えば、たくさんの良い効果が得られます。
確かにデメリットや危険性というものがが常について回るんですが、しかしそれを克服できた時、多大なる恩恵を受けることができるんです。
そのメリットについては別の記事をご用意しているので、もし興味のある方はそちらも参考にしていただければ、幸いです。
まとめ
今回の記事をまとめるとこのような感じです
- 栄養不足による体調への影響
- 空腹状態による精神への影響
- 筋力が低下してしまう
- 途中でやめると逆効果
- 向き不向きがある
- 信念を持ってやらないと効果がない
- けどメリットもたくさんあります
以上のような内容でお送りしてきました。
今回のブログ記事はいかがでしたでしょうか? 少しでも何かのお役に立てたのなら幸いです。
一日一食というのは、確かに何も知らずに行ってしまうと、危険な部分が多くあります。
しかしそれは、なんの前知識もなく、ただ闇雲に始めた場合の話です。
きちんと一日一食の危険性について理解をして実践すれば、とても良い効果を得ることが出来るんです。
実際に自分は一年半以上一日一食の生活を続けていますが、体の不調は全くなく、むしろ以前よりも健康になりました。
なので一日一食に興味があるけど、なんとなく怖そうだなと感じている人は、正しい知識を学んでから実践することを強くおすすめします。
当ブログでは、一日一食や少食になる為のノウハウを中心に記事を書いています。
ですので、それらの記事を参考にしていただければ、より安全に一日一食を行うことができます。是非参考にしてみて下さい。
この度は最後まで読んでいただきました、本当にありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。
良い少食ライフを(o^^o)
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